メジャーサポートサービス浜松事業所で在宅勤務をしている車いすユーザーのYです。
毎年12月にピークを迎える ふたご座流星群。
2025年は観測条件がとても良く、初心者でも“驚くくらい流れる年”と言われています。
この記事では
①ふたご座流星群とは?
②今年の見どころ
③観測ガイド
④車いすユーザーでも安心の観測ポイント
⑤浜松周辺で見れるオススメスポット
を、わかりやすくまとめて紹介します。
🌟 ふたご座流星群とは?
ふたご座流星群は、毎年12月に活動する三大流星群の一つです。
- 1月:しぶんぎ座流星群
- 8月:ペルセウス座流星群
- 12月:ふたご座流星群
この3つの中でも、
👉 最も安定して多くの流れ星が見られる
ことで有名です。
🔬 流星の正体は「宇宙のチリ」
流星は、宇宙にある小さな石や砂のかけら(ダスト)が、
地球の大気にぶつかって燃える現象。
ふたご座流星群のダストの供給源は、
小惑星「ファエトン(3200 Phaethon)」 と言われています。
※流星群の多くは彗星が供給源ですが、
ふたご座流星群は“彗星のようにふるまう小惑星”が母天体という珍しいタイプ。
🌌 放射点とは?
流れ星が空のある一点から飛び散るように見える中心点を 放射点 と呼び、
ふたご座流星群では ふたご座の方向 にあります。
※ただし、観測するときは
「空全体」を見るのが正解。
流れ星はどこでも出現するため、方角はこだわらなくてOKです。

⭐ 2025年は『最高条件』で見られる年
今年は
月明かりの影響がほぼゼロ
=流星を見るうえで最高の条件。
📅 ピーク日時(最重要)
- 2025年12月14日(日)夜〜15日(月)未明
- 特に 14日深夜〜15日早朝(1:00〜4:00) が狙い目
🌟 どれくらい流れる?
暗い場所なら
👉 1時間に100個以上の流星
が期待できます。
街の明るい場所でも、
1時間に20~30個 見えると言われています。
🔭 どこを見ればいいの?
結論:
👉 方角は気にせず「頭上を広く見る」でOK
高いビルや木がない、開けた空がベストです。
🌌 観測に適した場所の条件
ふたご座流星群は街中でも多少は見られますが、
下の条件を満たす場所ほど“感動するレベル”になります。
✔ 光害が少ない
街灯・看板の明かりが少ない場所。
✔ 視界が開けている
海岸、河川敷、丘、広場など。
✔ 安全に滞在できる
夜は足元が見えにくいので、舗装されたスペースがあると安心。

♿ 車いすユーザーでも行きやすい観測ポイントの選び方
私も流星群のたびに場所を探してきた経験からまとめました。
🚗 1. 車の中から観測できる場所が最強
冬の深夜は特に冷えるので、
車内なら暖かい・安全・疲れないの三拍子が揃います。
- 道の駅
- 海岸沿いの駐車場
- 大きな公園の駐車場
はトイレが近くて安心です。
🔦 2. 足元の段差・砂利に注意
舗装が不十分な場所はタイヤが取られやすく危険です。
できれば舗装された駐車場 or スロープのある広場がおすすめ。
🧤 3. 防寒は「やりすぎ」くらいでちょうどいい
特に下半身は冷えやすいので、
- 電熱ベスト
- 膝掛け
- 予備のカイロ
があると快適に見られます。
🧥 持ち物チェックリスト(初心者OK)
基本アイテム
- ダウンコート
- 手袋/ネックウォーマー
- カイロ
- 毛布やブランケット
あると便利
- レジャーシート(座る人用)
- 温かい飲み物
- スマホ三脚(長時間露光で流星撮影)
- 予備バッテリー(スマホ・電動車いす)
📱 スマホで流れ星を撮るコツ
昔と違い、最近のスマホは夜景撮影が強力です。
✔ 設定のポイント
- 露光時間:5〜30秒
- 三脚で固定
- 空を広く入れる
- ライトは消す(光が入ると白飛びする)
運が良ければ、明るい火球(大きな流星)が撮れることも。

🌠 浜松市周辺で観れる!ふたご座流星群のおすすめ観測スポット
「暗い・広い・安全」を満たし、車いすユーザーでも利用しやすい場所を中心にまとめました。
🚗 1. 中田島砂丘(浜松市南区)
浜松で夜空を見るといえばここ。
市街地から近いのに光害が少なく、視界が大きく開けています。
▼特徴
- 水平線まで見えるほど広い
- 駐車場から砂丘入口までは舗装
- ただし砂地エリアは車いす移動が難しいため、駐車場〜入口付近からの観測が安心
▼ポイント
車内観測と相性がよく、撮影にも最適。
🚗 2. 浜名湖ガーデンパーク(西区)
夜間は園内に入れませんが、周辺の駐車スペースが広く、空が開けているため観測向き。
▼特徴
- 視界が広い
- 近くにトイレあり
- 車のまま観測しやすい
▼ポイント
風が強い日は車内観測が快適。
🚗 3. 渚園(西区)
キャンプ場で有名。夜空が開けていて光害も少なめ。
▼特徴
- 駐車場が広い
- トイレ・自販機が近い
- 夜の海風は冷えるので防寒はしっかり
🚗 4. 都田総合公園(北区)
街の明かりから距離があり、比較的暗いエリア。
▼特徴
- 起伏少なめで舗装多い
- 見晴らしの良いスポットがいくつか
- 車いす移動しやすい
🚗 5. 奥浜名湖(細江・三ヶ日エリア)
三ヶ日ICからのアクセスも良く、
湖沿いの広場や駐車スペースは視界が広いため流星観測がしやすい。
▼特徴
- 都市光害が少ない
- 車のまま観測しやすい
- 湖面に映る夜景も美しい
🚗 6. 竜洋海洋公園(磐田市・浜松寄り)
浜松から少し東にある人気の観測地。
▼特徴
- 太平洋に面して視界抜群
- 駐車場広め
- 夜風が強いので防寒必須
🚗 7. 天竜川河川敷(南区〜東区)
車が横付けできる区間が多く、ラジオを流しながらゆっくり観測できます。
▼特徴
- 車いすユーザー向き(車内観測◎)
- 視界が広い
- 場所によって路面が荒れているので、安全なエリアを選ぶ
\車いすユーザー視点の最適スポットのまとめ/
★車内でゆっくり観たい
→ 「中田島砂丘・渚園・浜名湖ガーデンパーク周辺」
★風が強い日は避けたい
→ 「都田総合公園」
★暗さを優先したい
→ 「奥浜名湖・竜洋海洋公園」

🌠 まとめ:今年は絶対に見てほしい“当たり年”
2025年のふたご座流星群は、
「月明かりなし」×「流星数が多い」
という最高の条件がそろった年。
車いすユーザーでも
・車内観測
・舗装のある場所
・防寒しっかり
の3つを押さえれば、安心して楽しめます。
一年の終わりに、ただ空を見上げる時間は気持ちをリセットするのにぴったり。
ぜひ、この冬はふたご座流星群を楽しんでみてください。
注意:観測にお出かけの際は、事前に駐車スペースの有無や利用可能時間をご確認のうえ、安心してお楽しみください。

