就労継続支援A型の「体験利用」を始める前に、知っておきたいこと

こんにちは。メジャーサポートサービス浜松事業所で在宅勤務をしているKです。
今回は、就労継続支援A型（いわゆる「A型事業所」）の体験利用について、私自身の経験も交えながらお話ししたいと思います。

A型事業所の多くは、利用を始める前に「体験してみる」ことができるんです。これは、実際の仕事内容や雰囲気を知るチャンスでもありますし、「本当に自分に合っているのかな？」という不安を解消するきっかけにもなります。

でも私自身、体験利用を始める前は、「どんなことをするんだろう」「本当に続けられるのかな」と不安だらけでした。そんな私のように、これからA型事業所を考えている方へ、体験利用の前に知っておいてほしいことをお伝えします。

「体験利用」って、どんなことをするの？

体験利用とは、いきなり本格的に働き始めるのではなく、まずは少しだけ試してみる時間です。

実際の仕事内容を体験したり、職場の雰囲気を感じたりすることで、「ここで続けられそうかな？」という視点から判断できます。私も最初の体験では、支援員さんがそばで見守ってくれて、「安心して質問していいんだ」と思えたことが大きな救いでした。

事業所によって作業内容はさまざまです。たとえば：

「できそうかな？」と少しでも思える作業があるか、事前に確認しておくと不安が減ります。

私は以前、「質問しづらい職場」でとてもつらい思いをしました。だからこそ、「質問しやすい雰囲気かどうか」はすごく大事だと思っています。

体験のときに感じる空気感――支援員さんの対応、他の利用者さんの雰囲気などは、実際に働き始めた後の大きな判断材料になります。

体調が不安定になりやすい方も多いと思います。私は在宅勤務という形で働いていますが、通所がメインの事業所もあります。自分の体力や生活スタイルに合った通勤方法・勤務形態か、というのも確認しておきたいポイントです。

まずは「見学」や「相談」から始めて、体験利用を申し込みます。

実際に作業にチャレンジ！私が初めて体験したときは、事前にマニュアルを読ませてもらって、ゆっくり進められるよう配慮してくれました。「できないことがあっても大丈夫」と言ってもらえたことが本当に心強かったです。

体験が終わったら、支援員さんと一緒に感想を話し合う時間があります。「やってみてどうだったか」「続けられそうか」「不安に思ったことは？」など、自分の気持ちをしっかり伝えて大丈夫です。

私が体験利用を通して一番感じたのは、「自分のペースを大事にしてくれる場所がある」という安心感でした。

前の職場では、失敗するたびに「なんでこんなこともできないの？」と責められて、自信をどんどん失っていきました。でも、A型事業所では、「できることからで大丈夫」「今日は無理しないでね」と言ってもらえる。それだけで、自分を信じてみようという気持ちが生まれました。

A型事業所の体験利用は、「働けるかどうか」ではなく「ここでなら働けそうか」を探す時間です。

いま、もし不安な気持ちがあっても大丈夫。いきなり決めなくても、少し試してみるだけでもいいんです。

私もそうやって、一歩ずつ自分に合う場所を見つけることができました。
だから、あなたにも合う場所はきっとあります。
どうか焦らず、自分にとって“安心できる場所”を見つけてくださいね。

この記事が、あなたの次の一歩のヒントになれば嬉しいです。
迷っている気持ちに、少しでも寄り添えますように。

私が所属しているメジャーサポートサービス浜松事業所は、静岡県浜松市にある就労継続支援A型事業所です。

ここでは、利用者さん一人ひとりのペースや得意を大切にしながら、さまざまな業務を体験・実践できます。

例えば、軽作業の梱包やデータ入力、ECサイトの運営サポート、SNS発信、ブログ記事のライティングやデザイン制作、Webサイトの構築など、幅広い分野に挑戦できます。未経験からでも丁寧なサポートがあるので安心です。

また、通所だけでなく在宅勤務も選択可能で、自分の体調や生活スタイルに合わせて無理なく働ける体制が整っています。

体験利用で不安や疑問があれば、気軽に相談できる環境も整っているので、安心して「まずは試してみる」ことができます。

もしこの記事を読んで、少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度メジャーサポートサービス浜松事業所の見学や体験利用を検討してみてくださいね。

あなたに合った安心できる場所がきっと見つかるはずです。