【車いすでお出かけ】障がいのある方も安心して巡れる!浜松のバリアフリー神社仏閣スポット

【車いすでお出かけ】障がいのある方も安心して巡れる!浜松のバリアフリー神社仏閣スポット 特集記事

厄払いやお祝い事、お墓参りなど、神社やお寺に行きたいと思うこともあると思います。でも、車いすの方や体に不自由がある方にとって、境内の「階段」や「砂利道」を考えると、行くのを諦めてしまうことも。

でも、実は私たちの住む浜松市にも、数は少ないですが、バリアフリーに対応した神社仏閣があります。

今回は、浜松市内で車いすでもお参りできるおすすめスポットをご紹介します!気持ちを落ち着かせたり、パワーをもらったりできる神社仏閣、ちょっとお出かけしてみませんか?

参拝ルートや駐車場の利用ルールは、季節の行事や祭事、工事等によって変更になる場合があります。お出かけの際は、事前に各社寺の公式情報をご確認いただくか、直接お問い合わせいただくことをおすすめいたします。

⛩️街なかで歴史を感じる「五社神社 諏訪神社(中央区利町)」

まず最初にご紹介するのは、浜松市中央区利町(とぎまち)にある「五社神社 諏訪神社(ごしゃじんじゃ すわじんじゃ)」です。

浜松の街なかにありながら、一歩境内に足を踏み入れると、街の喧騒を忘れさせてくれるような厳かで清々しい空気が満ちています。朱色の華やかなお社(やしろ)は、青空に映え、見ているだけでも明るい気持ちになります。

写真:五社神社 諏訪神社HPより 👉五社神社 諏訪神社

「五社神社 諏訪神社」って、なぜ二つの名前なの?

もともとは別々の神社でしたが、1960年代に両社が合祀(ごうし・ひとつにまとめてまつること)され、新たに「五社神社・諏訪神社」として発足しました。

五社神社 諏訪神社は、徳川家康公が、お子様の誕生を祝って今の場所にお隣同士で移されました。1945年の戦災でどちらも消失しましたが再建。現在の社殿は1982年竣工です。諏訪神社の始まりはなんと1200年以上前で、とても歴史が古い神社です。

静岡県神社庁:🔗静岡県の神社 五社神社 諏訪神社

👩‍🦽車いすでのアクセス・参拝のポイント

五社神社の正面には、立派な大鳥居とそこへ続く長い石段がありますが、その手前にスロープがあります!まずはそこへ向かいます。

なお、境内は綺麗に石畳や舗装が施されている場所が多く、車いすのタイヤが砂利に取られて重くなる心配もありません。

1.「第2駐車場」を目指せ!
車で五社神社の正面鳥居をくぐり(車で通って大丈夫です!)、左手の第1駐車場を通り過ぎて、奥にある「第2駐車場」を目指します。この第2駐車場の右側に、拝殿へと続く車いす用スロープがあります。車の方も、徒歩や車いすで向かう方も、まずはこの「第2駐車場わきのスロープ」を目指せば安心です。

2.「車イス用スロープ」の親切な案内板
拝殿の正面には数段の段差がありますが、右手に進むと「車イス用スロープ」という分かりやすい案内板が設置されています。回廊をぐるっと回り込む形でスロープが完備されているため、大きな段差を一切通ることなく、お賽銭箱のすぐ目の前まで車いすのまま進むことができます。

📌 お出かけ前のミニアドバイス

お手洗いに困る可能性があるので、神社に入る前に、神社から約100メートルほどの場所にある「五社公園」の多目的トイレをあらかじめ確認しておくか、お出かけ前にお手洗いを済ませておくとよいかもしれません。

🚗交通・アクセス

<五社神社 諏訪神社>
静岡県浜松市中央区利町302-5
🚌遠鉄バス バス停…「教育文化会館」から北へ約200m、もしくは「伝馬町」から西へ約200m
🚗東名浜松インター・浜松西インターからいずれも約20分
無料駐車場:約80台

🛕 浜名湖の絶景と癒しの空間「舘山寺(中央区舘山寺町)」

次にご紹介するのは、浜松を代表する観光地、浜名湖畔に佇む「舘山寺(かんざんじ)」です。

弘法大師(空海)によって開かれたとされる、こちらも非常に歴史のあるお寺です。縁結びや心願成就のパワースポットとしても有名で、すぐ近くには浜名湖パルパルや浜松市動物園があり、賑やかな観光地の雰囲気と、お寺の落ち着いた雰囲気が絶妙に調和しています。

写真:曹洞宗 秋葉山 舘山寺HPより 👉曹洞宗 秋葉山 舘山寺

浜松・浜名湖だいすきネット:🔗【曹洞宗 秋葉山 舘山寺】「ご縁を繋ぐ寺」として全国からファンが集う寺

👩‍🦽車いすでのアクセス・参拝のポイント

舘山寺は「裏ルート」を知っていれば、車いすでそのまま本堂まで行くことができます。

1.「サゴーロイヤルホテル下の裏参道」を目指せ!
舘山寺温泉街の愛宕神社の鳥居をめがけて道なりに右へ行くと駐車場があります。ここに階段の参道がありますが、ここは上がらず、サゴーロイヤルホテル下の裏参道へ迂回します。長い坂になるため、ここが頑張りどころですが、裏参道を上ると愛宕神社に出ます。舘山寺縁結地蔵尊を横に、本堂まで車いすで行けます。

2. 舘山寺穴大師・舘山寺聖観音菩薩・展望台などは難しい
奥にある「穴大師」や「聖観音菩薩像」、「展望台」へ続く道は、階段や舗装されていない山道になっています。車いすでの移動は難しいため、今回は「本堂へのお参りと、そこからの素晴らしい景色をみんなでゆったり楽しむコース」として計画するのが一番おすすめです。

写真:曹洞宗 秋葉山 舘山寺HPより 👉曹洞宗 秋葉山 舘山寺「舘山散策」

📌 お出かけ前のミニアドバイス

観光地ということもあり、舘山寺港の近くなど周辺にバリアフリートイレが整備されています。車を降りる前にバリアフリートイレの位置を確認しておくと安心です。
参拝のあとは、名物のうなぎを堪能したり、湖畔をお散歩したりするのもよいですね!
下記のリンクでは、舘山寺のバリアフリーなおすすめスポットをご案内していますので、参考にしてみてください。

メジャーサポートサービス浜松事業所:🔗絶品うなぎと海の幸!障がい者でも安心!浜松・舘山寺一日満喫コース

🚗交通・アクセス

<曹洞宗 秋葉山 舘山寺>
静岡県浜松市中央区舘山寺町2231
🚌遠鉄バス バス停…浜松駅からバスで約45分「舘山寺温泉」下車徒歩5分
🚗東名高速道路 舘山寺スマートインターから約5分、浜松西インターより約15分

⛩️🛕【豆知識】神社・お寺の参拝方法

神社では日本の神様を、お寺では仏様をお祀りしているため、それぞれに合わせた敬意の示し方をする必要があります。

⛩️ 神社の参拝方法(二礼・二拍手・一礼)

1.鳥居をくぐる一礼してからくぐります(中央は神様の通り道のため左右どちらかの端を歩きます)。
2.手水舎で清める:ひしゃくを左手に持って右手を洗い、次はその逆を。左手にひしゃくを持ち直して右手に水を受けて口をすすぎ、 もう一度、左手の順に優しく洗います。最後にひしゃくの柄(持ち手)に水を流して、元の位置に戻します。
3.お参り先にお賽銭を入れ、鈴緒を揺らして鈴を2~3回鳴らします。深くお辞儀を2回、拍手を2回して手を合わせて願い事を伝え、最後にもう一度深くお辞儀をします。

※伊勢神宮や出雲大社などは「二礼・四拍手・一礼」で、この通りではありません。

🛕寺院(お寺)の参拝方法(合掌)

1.山門をくぐる:一礼してくぐります(山門をくぐる際は、敷居を踏まないように)。
2.手水舎で清める:神社と同じ手順で手と口を清めます。
3.本堂にて:お賽銭をそっと入れます。
4.合掌して拝礼:合掌して日頃の感謝や願い事を唱え、最後に一礼します。

るるぶ&more:🔗お参りの仕方/神社7ステップ・お寺4ステップで正しい参拝を

⛩️🛕【豆知識】神社、寺院、観音、〇〇尊、、その違いってなに?

⛩️ 神社系の呼び名・種類

神道(日本の神様)を祀る場所です。神社の大きさや、祀られている神様の格式によって呼び名が変わります。

神宮(じんぐう)
 皇室と深いつながりがある、格式の高い神社です。「伊勢神宮」や「明治神宮」が有名です。
大社(たいしゃ)
 地域を代表するような、規模の大きな神社です。「出雲大社」や、静岡県内だと「三嶋大社」などがあります。
宮(ぐう・みや)
 皇族や、歴史上の重要な人物(徳川家康公など)を祀る神社に多い名前です。「東照宮」や「天満宮」がこれにあたります。
社(やしろ・しゃ)
 比較的おうちの近くにある、小さな神社や祠(ほこら)のことを指すことが多いです。

🛕 お寺系の呼び名・種類

仏教(仏様)を祀る場所です。お寺全体のことを「寺院(じいん)」とも呼びますが、その中や独立した施設として以下のような呼び名があります。

庵(あん)
 お坊さんがひっそりと暮らす、小さなお堂やわらぶき小屋のような場所です。風情のある小さなお寺の名前によく使われます。
大師(だいし)
 偉いお坊さん(特に弘法大師・空海など)を祀っているお寺の通称です。「川崎大師」などが有名です。
院(いん)
 大きなお寺の中にある、独立した小さな建物や一画のことを指します(例:平等院など)。また、お寺そのものの名前の一部としても使われます。

〇〇尊・観音とは?

不動尊(ふどうそん)などの「〇〇」や「観音(かんのん)」は、お寺そのものの名前ではなく、実はお寺の中にいらっしゃる「仏様(神仏)」のお名前(キャラクター名)です。

浜松だと「鴨江観音」は正しくは「鴨江寺の観音像」のことを指し、新橋町の「虚空蔵尊(こくぞうそん)」は正しくは「蔵興寺(ぞうこうじ/通称:虚空蔵寺)」の「虚空蔵菩薩」のことを指します。

💡 障がい者の方と神社仏閣へ楽しく出かけるための「3つのコツ」

行く前に、電話で確認しておく 「〇月〇日に車いすで行きます」と伝えておくと、近くまで車を止めさせてくれたり、おすすめの行き方を優しく教えてもらえたりして安心です。

② サポートは2人以上だと心強い! 坂道や石畳、雨上がりの道など、ちょっとした段差に備えて、車いすを押す人と、まわりを気遣う人の2人以上がいると心強いです。

③ スケジュールは、のんびりゆったり。 移動やお手洗いには少し時間がかかるもの。「次はここ!」と焦らずに、ひとつの場所で、景色やお参りをゆっくり楽しむようなスケジュールにしましょう。

⛩️🛕【まとめ】神社仏閣へ、心を軽くするお出かけを

私も体に不自由がありますが、地域に鳥居から拝殿まで平坦で段差がない神社があり、願い事をしたり、お礼を伝えに行ったりすることがあります。

そうすると、ちょっと不安に思っていることがスッと軽くなったり、背中を押されたように心強くなったりするのです。

「段差が多いから」と諦めてしまいがちな神社仏閣ですが、実は車いすでも出かけられるところがあります。この記事をきっかけに、気分転換やお願い事、厄払いに一歩踏み出してみませんか?心が穏やかになる時間が持てるかもしれません。


<関連記事>神社やお寺を回った後は、バリアフリーのお店で美味しいうなぎとかいかがでしょう?

<参考記事>

・🔗五社神社 諏訪神社
・静岡県神社庁:🔗静岡県の神社 五社神社 諏訪神社
・🔗曹洞宗 秋葉山 舘山寺
・浜松・浜名湖だいすきネット:🔗【曹洞宗 秋葉山 舘山寺】「ご縁を繋ぐ寺」として全国からファンが集う寺
・🔗曹洞宗 秋葉山 舘山寺「舘山散策」
・るるぶ&more:🔗お参りの仕方/神社7ステップ・お寺4ステップで正しい参拝を

おススメ「最新特集記事」をインスタで配信中!