就労継続支援A型事業所 株式会社メジャーサポートサービス 浜松事業所

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障がいのある方の歯の話

どうも。この記事を書いたきっかけはようやく歯医者通いが終わったと思ったのに別箇所の詰めてあった歯が取れたからという悲しいSです。飴を噛むのをやめたいのにやめられない…。

調べてみたらどうやら障害や難病のある方は障害や難病のためにうまくお手入れが出来ない、お口のケアをすることまで注意を払うことが出来ずに過ごしている方もいらっしゃるようです。

お口の機能は、話す、笑う、噛む、味わう、飲み込むなどどれもとても大切で、お口の健康は楽しく気持ちよく元気よく生活するうえで欠かすことが出来ないものです。
それは心身に障害・難病をお持ちの方にとっても大切なことです。

歯科検診のデータから障害のある方は健常者に比べて虫歯や歯周病などで早くに歯を失っている方が多いとのことです。

Q.ADHDで歯磨きができないのはなぜですか?

A.ADHDがある場合は、歯磨きの間じっとしていられなかったり、歯磨きをすること自体を忘れてしまったり。 手先の不器用さやボディイメージの弱さがあると、自分ではうまく磨けないということもあります。 また、感覚過敏があると、口や顔を触られることを嫌がって歯磨きするのが難しいということもあります。

Q.うつ病になると歯が磨けなくなるのはなぜですか?

A.うつ病になると歯をみがくのもおっくうになったり、不眠によって生活リズムが乱れたりします。 その結果、口の中は汚れ、虫歯ができたり、歯周病が進行しやすい傾向にあります。 治療が必要であっても通院できないこともあります。 歯みがきが十分にできないときは、うがいだけでもするようにします。

Q.摂食障害で歯がボロボロになるのはなぜ?

A,代表的なのが摂食障害による嘔吐です。 食事をしたあと、喉に手を突っ込み意図的に食べ物を吐き出すという行為です。 これにより強い酸性の胃酸が逆流し口腔内に入り歯にダメージを与えるのです。 いわゆる“酸蝕症”の始まりです。

Q.毎日歯を磨かないとどうなる?

A.もし歯磨きを1日せずに放置した場合、お口の中の細菌は6000億以上に増えてしまうのです。 1日放置するだけで細菌が数倍に増えてしまうため、歯に歯垢や歯石が付着しやすい環境になり、虫歯や歯周病のリスクも大幅に高くなってしまいます。

Q.抗うつ剤や精神の薬を飲んでいるせいか口が乾きやすいのですが、歯やお口に影響はありますか?また、他の薬ではどうでしょう?

A.口の中が渇いていると、噛んだものをうまくまとめられずに飲み込みにくくなります。また、食べ物の屑が残りやすく、頬や上顎の粘膜に引っ付いたりし、口の中が不潔になってしまいます。それに加えて、唾液の分泌が少ない状態ですので抗菌力も低下し、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。
また、『抗けいれん薬(てんかんの薬)』や『高血圧治療薬』の一部などでは副作用で歯ぐきが肥大してしまうことがありますので、歯と歯ぐきの間をしっかりみがくように注意しましょう。

Q.歯が欠ける原因は何?

A,歯の表面はエナメル質と呼ばれる特に固い成分で覆われ保護されていますが、このエナメル質が虫歯によって溶かされると、本来より歯がもろくなり欠けやすい状態となります。 この状態で固い食べ物を食べたり、睡眠中の歯ぎしりなどで強い力が加わったりすると、歯が耐え切れずに欠けてしまう恐れがあります。

少し調べてみただけでこんなにたくさんの障害と歯の関係が分かります。

歯はとても大切で一生涯の付き合いがあるものもあります。

私達も出来うる限り大切にしてみませんか?とりあえず、食後のうがいだけでも習慣付けましょう!電動歯ブラシを導入してみるのもいいかもしれません。私も歯磨きが苦手なのでこれを機に考え直してみたいと思います

 頑張って歯磨きをしましょうね!

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