不況、円安、物価高。もちろんそれだけではないですが、そんな中ちょっと生活が苦しかったりで、もっと頑張らなければと踏ん張り、精いっぱいやったのにうまくいかず「自分はダメだ。」と思ってしまう。
それが積み重なると、何をやっても自信がなく、常に不安が付きまとうという悪循環。もっと自己肯定感を上げていこう!と頑張って、なのにそうできなくて、ついに心の折れる音が。
そんな中で生まれた言葉が「セルフラブ」。もっとそのままの自分を認めていこうという考え方について、自身も含め、生きづらさを抱える人へ書いてみたいと思います。

👩🦰「自己受容」って知っていますか?
「自己受容」とは?
「自己肯定」という言葉は割と知られていて、自分はダメだと思った時、「自己肯定感を上げていこう!」と思うことはありませんか?
自分の価値を認める、小さな行動や努力を認めるという「自己肯定」は大切ですが、心が「行動する、努力する」という余力さえもないほどに疲れている時、「自己肯定」は、さらに自分を追い詰めることもあります。
そんな時、ネガティブな感情を敵にしない、できない自分でもそれでいいじゃないか。という考え方が「自己受容」です。
キズキ共育塾:🔗自己受容とは? 自己肯定感との関係や自己受容する方法を解説

「自己受容」と「自己肯定」の違い
「自己肯定」は、「自己受容」ができてこそ成り立つ考え方で、心に余裕があるときに育てていく部分。「自己受容」は自己肯定の土台となり、ダメな自分も切り捨てない、そんな自分も見守っていこうという考え方です。
自己受容の段階の時、心の苦しさが理解されず、周囲からは冷たい目線を向けられることもあるかもしれませんが、まずは自分の心を大切に、「人の目を気にする自分も、それが今の自分、大丈夫」と、受け入れましょう。
前向きに考えられない自分を、怠けだと思う必要は、まったくないのです。
自己受容「あるがまま講座」(株式会社ポップチャイルド)
弊社メジャーサポートサービス浜松事業所のある、静岡県浜松市の🔗「株式会社ポップチャイルド」では、子どもや家族の教育・発達支援・自己肯定感アップを目的とした学習・講座・サポートを行う会社として、「自己受容アップ」を目的とした講座『あるがまま講座』を開催しています。
🍦「セルフラブ」とは?
セルフラブは「自己受容」と似ていますが、少し異なります。
「自己受容」は、自分の良い面も悪い面も、変えられない現実も含め、そのままの自分を認めることですが、セルフラブは、そういう自分を認めたうえで、自分を大切にする姿勢や具体的な行動をいいます。
「セルフラブ」の例
たとえば、今まではそれでも嫌われるのが怖く、相手をがっかりさせたくないと無理して飲み会に出ていたものの、実は人と会うのが苦手。なので、自分を守るために飲み会の誘いを断ったり、つらい時はしっかり休息を取ったりすることもセルフラブの例です。
例えば、ドラマ『🔗日曜の夜ぐらいは…』(主演:🔗清野菜名さん)では、つらい気持ちの時は、コンビニで一番高いアイスを買って食べるという場面が描かれました。こうした行動もセルフラブのひとつとして考えられます。
自己受容を通じて自分を認め、セルフラブを日常に取り入れることで、最終的には揺るぎない自己肯定感へとつながっていきます。

👩🏫「セルフラブ」は余裕がある時に
「今は何も前向きなことが考えられない、行動できない」という時もあります。
そんな時は、周囲も置いておいて、「今の自分は苦しい」「何もできない」「前向きになれない」ということを、それでいいんだと認めるだけでいいのです。
「今は何も前向きなことを考えられない自分がいる」と認めるだけで「自己受容」。とても苦しい時は、自己受容だけでOK。夜になったら「自分は、今日を乗り越えられた。」それでOK。どんな自分でも、ここにいていいのです。
📱時には「SNSデトックス」も必要かも?
前向きな人や、正義感あふれる人や事柄、それはもちろん称えられるべきで、素晴らしいことかもしれません。でも自分と比較したり、正義があふれすぎて窮屈に思えたり、だめだと思っている自分を余計に追い詰めてしまう(自己否定が増加してしまう)ことがあります。
孤独で、気持ちを紛らすため、ふとスマホを眺めることもあると思いますが、SNSは、そんな人や事柄があふれています。
1通のLINEや、Xのリプライだけでも負担になることがある
また、LINEやXも、通知がくると「早く返信しなければ悪い」と思ったり、返信時には「この文章で大丈夫だろうか?相手に嫌な思いをさせないだろうか?」と考えたり、1通だけとしても、心に多くの緊張状態がもたらされたり、心が休めない状態になりがちです。
苦しい時は、SNSのデトックスも必要かもしれません。LINEやXをチェックするタイミングや一日の利用時間を決めておいたり、思い切って、今日1日はスマホを見ない日にするなど、それだけで心の緊張から少し距離を置くことができます。
ひだまりこころクリニックー名駅エスカ院-:🔗SNS断ちで心が整う理由「心療内科から見るデジタルデトックスのすすめ」

🛁生活動作がちゃんとできなくても「回復のための戦略」
自己受容などの途中、どうしても動けずに部屋が散らかったり、お風呂に入れなかったりすることもあります。
それは、心の内側にエネルギーを使っているから。
心が疲れているときに、外側(生活)を完璧に整えながら内側(心)も整えるのは、とても難しくなります。片付けやお風呂、身だしなみは「できなくても大丈夫」「できたらラッキー」くらいで十分です。「楽をする」ことが回復を早めることも。昨今トレンドになった「風呂キャンセル界隈」という言葉も、ここに当てはまるかもしれません。
「自分は最低限もできない。」と思ってしまうかもしれませんが、その時は”最低限を“下げていい時期です。「理想の清潔」ではなく「最低限の安全」。ちゃんとやらない前提でかまいません。お風呂は毎日でなくてもOK。部屋は危険がない程度で大丈夫(ハサミなどが落ちていない、段差のところがモノで隠れているなど)。それは、回復のための戦略です。

📲おすすめメンタルヘルスアプリはこれ!
アプリ選びのポイント
メンタルヘルスアプリと言っても、瞑想、会話型、睡眠記録、ストレス判定、認知行動療法向けなどさまざま。
自分がどんな方向を求めているかに合わせて、また無料アプリも多くあるので、まずは試してみて、自分に合うものを見つけるのもよいかもしれません。
おすすめアプリ
<ストレスチェック・セルフケア系>🔗Upmind。交感神経と副交感神経のどちらが優位(※)となっているかのストレス判定、それに合わせたストレッチや深呼吸を促すセラピー、BGM、前向きになれる言葉など、様々な方向からメンタルのサポートをしてくれます。
<瞑想・リラクゼーション系>🔗Calm(カーム)。瞑想のコンテンツが好評です。さまざまな瞑想プログラムや入眠コンテンツが提供されています。呼吸エクササイズなども。
<AIチャット・感情記録系>🔗emol(エモル)。AIとの会話で心のケアができます。メンタルケア初心者や人間関係に疲れた人におすすめ。認知行動療法(※)ベースのプログラムも。
<☝️交感神経と副交感神経>
自律神経は、交感神経と副交感神経が互いにバランスを取りながら働くことで、心身の健康を保っています。副交感神経が優位なときはリラックスした状態、交感神経が優位なときは緊張やストレスのある状態です。交感神経が優位な状態が続くと、自律神経のバランスが崩れ、心や体に不調が現れます。
<☝️認知行動療法>
物事の受け取り方(考え方)や行動のくせに気づき、つらさを生み出している部分を少しずつ整えていく方法です。考え方を変えることで、気持ちや行動も楽になります。
🌠【まとめ】長いトンネルの先に光は必ずある
「ちゃんとしなきゃ」「できない自分はダメだ」と思いが巡って、眠れない夜。
でも、完璧な人はいません。そもそも「完璧」の形も人それぞれです。
今はそのままの自分で大丈夫。自分を守って、自分を許してあげましょう。
長く暗いトンネルでも、その先には、きっとやさしい光が待っています。

<関連記事> 精神障害者保健福祉手帳の取得を考える場合は、こちら。
<参考記事>
・キズキ共育塾:🔗自己受容とは? 自己肯定感との関係や自己受容する方法を解説
・ひだまりこころクリニックー名駅エスカ院-:🔗SNS断ちで心が整う理由「心療内科から見るデジタルデトックスのすすめ」
・自己受容「あるがまま講座」:🔗「株式会社ポップチャイルド」


