こんにちは。
精神障がいを抱えながら、A型事業所で在宅勤務をしているKです。
今回は、私自身が不安になったことでもある「ポイ活ってA型事業所に通っていてもやっていいの?」というテーマについて、自分の経験や調べたことをもとにお話ししたいと思います。
「ポイ活」ってなに?働くこととは違うの?
「ポイ活」とは、日常生活の中で様々なサービスのポイントを貯めたり、お得な情報を活用して、節約やちょっとした収入につなげる活動のこと。
たとえば、
- アンケートサイトに登録してスマホアプリのポイントを貯める
- 楽天市場などのネットショッピングでポイント還元を受ける
- メルカリなどで不要な物を売って数百円〜数千円得る
などがあります。
これらは「お金を稼ぐ」というより、「ちょっとした工夫で生活を支える」という感覚に近いと思います。
就労支援サービス利用中は「副業」は原則NG。でも…
就労継続支援A型等の就労支援サービスは、一般就労が難しい障がい者が「支援を受けながら働く」ための制度です。
なので、外で別の仕事をする=副業は、原則として認められていません。
なぜかというと、
- 「支援が必要な人」という前提が崩れる
- 通所に影響が出る
- 行政の補助金の前提が崩れる
といった理由があるからです。
ポイ活はOK?→ 内容と規模によります
一般的にOKとされるポイ活
- アンケートアプリやポイントサイトで、月数百〜数千円の収入
- フリマアプリで、使わなくなったものをたまに売る程度
- 通販でのポイント還元や、クレカの利用ポイント
これくらいであれば、「生活の延長」や「節約の一環」とみなされ、事業所に支障がないと判断されることが多いようです。
⚠ 問題になる可能性があるケース
- 毎月安定して1〜2万円以上の収入がある
- 商品を仕入れて転売するなど、営利性が強い
- 勤務中にポイ活して仕事に支障が出ている
こうなると、「実質的な副業」とみなされる可能性が出てきます。
自分だけの判断は危険。必ず相談を!
ポイ活がどこまで大丈夫かは、事業所や自治体によって判断が異なる場合があります。
また、収入のある・なしによっては、障害年金や生活保護などの制度にも影響が出ることがあります。
たとえば、
- 障害年金を受給している場合:収入申告が必要になる可能性
- 生活保護を受けている場合:収入として控除される可能性
などがあり、「バレなきゃ大丈夫」は通用しません。
まとめ:私が意識している「安心して続けるコツ」
- 無理しない(体調が最優先)
- 見せられない活動はしない(誰に見せてもOKな範囲にする)
- 少しでも不安を感じたら相談する
生活が苦しいと「もっと稼がなきゃ」と焦ってしまうこともありますが、A型事業所に通っているということは、まだ支援が必要な状態。
制度をうまく活用しながら、少しだけ工夫して生活を楽にするくらいが、ちょうどいいのかなと思います。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
「これくらいのポイ活、大丈夫かな?」と感じている方がいたら、ぜひ事業所や福祉の窓口に相談してみてくださいね。
自分らしく、無理なく生きるためのヒントになれたらうれしいです。