皆さんは「社会福祉協議会」という団体を知っていますか?
「社協」と省略されて呼ばれますが、浜松市では「広報はままつ」とともに「社協だより」も配布されているため、聞いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。
実は、社協は障がいのある方や高齢の方、子育て世代と行政を繋ぐ、心強い「福祉のコンシェルジュ」です。今回は、知っておくと安心な、浜松市の社協の役割についてご紹介します。
🔗社会福祉法人 全国社会福祉協議会
🤔「社会福祉協議会(社協)」ってどんなところ?
役所でも会社でもない、街の「福祉の相談プロチーム」
社会福祉協議会(社協)は、福祉を支え、「誰もが安心して暮らせる街」をつくるための営利目的のない民間グループです。
1951年に誕生し、地域のみなさんやボランティアのみなさん、専門機関と協力しながら、住民の皆さんの悩み相談や、ボランティア支援、寄付の窓口などさまざまな活動を行っており、「地域の困りごとを放っておかない」頼れる存在です。
障がいのある方の「困った」に寄り添う相談の窓口
社協では、まず相談から始まります。障がいのある方や、生活で困りごとがある方の「自分でできることを増やしたい、自分らしく暮らしたい」というような願いが、叶う方法を一緒に考えてくださいます。
難しい制度や法律が関わってくるときも、かみ砕いて教えてくださいます。

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😮知っておきたい「市役所」と「社協」の役割の違い
市役所は「制度の玄関」、社協は「暮らしの伴走者」
障がいのある方や高齢者、子育て世代にとって「市役所」は手帳の申請、給付金の決定、福祉サービスの受給決定といった「公的な手続き」を行う場所であるのに対し、「社協」は手続き以前の悩み(友達が欲しい、外に出るのが不安、将来が心配など)に対し、解決策を一緒に探してくれる場所です。
何か困りごとがあった時、役所に相談に行かれる方が多いと思いますが、社協では役所の制度ではフォローが難しい、もっと身近な部分を救ってくれます。
あなたの「困った」を安心な道に導く調整役
バラバラにある福祉サービスを、あなたの暮らしに合わせて「安心な道」につなげるのが、社協の大切な役割です。
制度だけでは、どうしても手の届かない「日々の困りごと」なども、社協は地域のボランティアさんと協力したり、独自のアイデアを使ったりして、そのスキマを埋めてくれます。
🏋️♀️実は縁の下の力持ち!民生委員さん・児童委員さん
民生委員さんや児童委員さんって聞いたことありませんか?実は、社会福祉協議会とつないでくれる縁の下の力持ちの皆さんです!
民生委員・児童委員とは?
民生委員さんや児童委員さんは、ボランティアで働いています!
地元の自治会などで「この人なら安心」と太鼓判を押された方が、その市町村から推薦され、国(厚生労働大臣)から正式に依頼されて活動しています。(任期は3年。再任あり。)
お給料のないボランティアですが、法律で秘密を守ることが決まっている「特別職の公務員」でもあります。地域をよく知る身近な人が、国に認められて活動している方々なので、相談する時も安心です!

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厚生労働省:🔗民生委員・児童委員について
【ちなみに】「ソーシャルワーカー」さんとどう違うの?
民生委員さんは、ボランティア且つ、同じ街に住む「近所の頼れる相談役」であるのに対し、ソーシャルワーカーさんは、病院や施設にいる「福祉の専門家」。資格を持つプロとして、その人に最適な制度を吟味し、解決へと導きます。
「介護や福祉、医療、教育の専門資格を持つプロ」がソーシャルワーカーさんです。
東京福祉専門学校:🔗ソーシャルワーカーとは?
社協とのタッグで「最強!」
地域の困りごとの、一番身近な窓口なのが、民生委員さんや児童委員さんです。
高齢者や障がいのある方の安否確認や見守り、子どもたちへの声掛けなどをしたり、悩み事の内容に合わせて、社会福祉協議会などの専門的な窓口へそっと橋渡しをしてくれる、街の頼れるお隣さん的な存在です。社会福祉協議会よりもさらにそばで、地域の事をよく知る相談役なのです!
🧑🦰👩🦰浜松には「地区社協」と「地区福祉推進員」という味方も!
浜松だけでなく、他の自治体でも広がりつつある「地区社協」。さらに身近な窓口で、その悩みを救い上げます。
「地区社会福祉協議会(地区社協)」ってなんだろう?
「地区社会福祉協議会(地区社協)」とは、浜松市では、市内の56地区にある「地域の相談窓口」です。各地区でサロンや講座などを開いて交流をおこなったり、相談しやすい環境を作るなど、活動の輪を広げています。
ご近所の方のような、顔なじみの人たちが福祉を支えてくれる。そんな距離の近さが「地区社協」です。
浜松市:🔗地区社会福祉協議会
「地区福祉推進員」とは?
浜松市の地区福祉推進員は、「地区社協」の活動において、中心的な役割を担うみなさんです。
地域の皆さんが協力し、助け合える「地域の居場所」を作ったり、「自分にできること」をしたい人と、その活動を応援するボランティアの輪を広げるなど、地区社協の活動を支えます。
民生委員さんは、困りごとをじっくり聞いて行政へつなぐ「個別の相談パートナー」であるのに対し、地区福祉推進員さんは、地域のサロンや交流会を通して、みんなが笑顔でつながれる「場づくりのプロ」と言えます。

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😮社会福祉協議会ではこんな相談もできる!
親の介護の事で相談したい。子育ての事で相談したい。障がいがあり将来が不安、、といった内容だけでなく、このような相談もできます!
お金の使い方や、福祉の手続きをサポート!【日常生活自立支援事業】
認知症や障がいなどで、自分ひとりで判断したり、お金の管理をしたりするのが不安な方のためのサービスです。通帳の預かりや、福祉サービスの手続きなどを、専門の相談員がお手伝いします。
浜松市社会福祉協議会:🔗お金の管理をしてほしい
くらしを立て直すためのお金を、無利子や低利子で貸し出す制度【生活福祉資金貸付制度】
収入が少なかったり、高齢者や障がいのある方がいるご家庭の「自立」を支えるための仕組みです。単にお金を貸すだけでなく、浜松市社協の相談員さんが、家計の立て直しや安定した生活に向けて一緒に考えてくれます。
※この制度の実施主体は🔗静岡県社会福祉協議会です。
浜松市社会福祉協議会:🔗お金を借りたい
📞相談したい時の窓口はどこですか?
まずは電話や窓口で「ちょっといいですか?」から
知り合いに民生委員さんや地区福祉推進員さんがいらっしゃる場合は、相談してみてもよいですし、知り合いがいなくとも、まずは、自分が住んでいる地域の、浜松市の社会福祉協議会の地区センターへ電話してみましょう!
きっちり相談内容をまとめられていなくても大丈夫!「何に困っているかわからない」という相談でも大丈夫です。
お問い合わせはこちら!
どのセンターも受付時間は【平日8:30~17:15】です。
- 浜松地区センター(旧:中区・南区)
TEL:053-453-0553 - 東事務所(旧:東区)
TEL:053-422-3737 - 西地区センター(旧:西区)
TEL:053-596-1730 - 北地区センター(旧:北区)
TEL:053-527-2941 - 浜北地区センター(旧:浜北区)
TEL:053-586-4499 - 天竜地区センター(天竜区)
TEL:053-926-0322
浜松市社会福祉協議会:🔗施設アクセス
😌【まとめ】制度の前に「心を拾ってくれる場所」がある
私は障がいがあり、相談員さんにいつも支えられています。訪問の日に、困りごとだけでなく、たわいもない会話などもすることで、孤独になりがちな心がふっと軽くなるのを感じています。
でも、相談員さんがいない子育て世代や高齢者の方々は、ふとした時に孤独を感じてしまうこともあるかもしれません。
今回の記事を書いてみて、「社協(社会福祉協議会)」や「地区社協」の存在は、単なる相談窓口ではなく、誰かと話して心をほぐし、地域とのつながりを作ってくださる場所だと感じました。そんな場所があったのだと知れたことで、私もとても心強く感じました。
<関連記事> 地震が増えている日本列島。浜松の福祉避難所についても知ってみませんか?
<参考記事>
・🔗浜松市社会福祉協議会
・🔗社会福祉法人 全国社会福祉協議会
・東京福祉専門学校:🔗ソーシャルワーカーとは?
・厚生労働省:🔗民生委員・児童委員について
・浜松市:🔗地区社会福祉協議会
・浜松市社会福祉協議会:🔗お金の管理をしてほしい
・🔗静岡県社会福祉協議会
・浜松市社会福祉協議会:🔗お金を借りたい
・浜松市社会福祉協議会:🔗施設アクセス


